009◎安全コラム

2009/01/19 07:00

#13 ひとりにしない! - ひとりになる瞬間

誰にも見守られない瞬間が要注意!

子どもが成長すると、ひとりで外に出かける機会も増えていきます。
事故や犯罪からまもるためには、ひとりになる状態をなくすことが大切。

保護者がつねに目をはなさないことが理想的ですが、仕事や家事などがあると、
いつもそばにいることはむずかしくなります。

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通学路でひとりになったり、放課後や休日にひとりで遊びに行くこともあります。友だちと遊んでいるときも、ほんの短い時間、ひとりになる瞬間があるかもしれません。

誰にも見守られないひとりの瞬間がいわゆる死角となります。
死角をなくすためには、保護者のみならず地域全体で取り組む必要があります。

>>子どもの安全コラム

ヨッシー

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2008/09/24 06:00

#12 子どものちから - あらゆるものをつかう

あらゆるものをつかって逃げきる!

子どもを危険から守るためには、ひとりにしないのが一番!
でも、万が一にそなえて、対処法もおぼえておきたいものです。

もし、危険がせまったら、すぐに逃げなければいけません。
逃げるためには、“あらゆるものをつかう”ことがポイントです。

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身体の能力身につけているもの落ちているもの…。
すべてのものをつかって、逃げるためのスキをつくります。

もちろん、まわりの人に助けをもとめることも大切です。
そんなときは、防犯ブザーがとても役立ちます。

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2008/09/10 08:00

#11 子どものちから - 腕をつかまれたとき

全身の力をすべてつかって逃げきる!

知らない人などに手首や腕をつかまれたら大変です!
すぐに振りほどいて、ダッシュで逃げなければいけません。

でも、子どもの力は、大人の力にはかなわない…。
そんなときは、両手をつかって、全身の力で振りほどきます!

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コツは、両手をつかうこと腰をスウィングさせることです。
そうすれば、大人の片手の力よりもパワフルになります。

同時におおきな声でまわりに助けを呼びましょう!
そして、とにかく安全なところまで逃げきることも大切です。

家族でぜひ練習してみてくださいね。

関連項目→【腕をつかまれたら、どうする??

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2008/08/17 14:00

#10 子どものちから - 助けをよぶ!

ちょっとしたコツがあります!

いざというとき、まわりに助けをもとめなければいけません。
キケンから逃れるためにも、確実に助けを呼びたいものです。

一番大事なことは、大きな声を出すこと!
たすけてー!!』と、まわりにひびく大声を出しましょう。

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ポイントは、“特定の人”へ助けをもとめること。

そこの赤いシャツのおばさん!!たすけてー!!
郵便屋さん!!110番してください!!』 など

直接助けをもとめられると、助けやすくなるものです。
安全教室などで、大声を出す練習をするとよいですね。

関連項目→ 【助けをもとめるときのコツ
うさぎママのラジオ局 >> スマイルミッション~街のサバイバル大作戦

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2008/07/30 08:00

#9 子どものちから - さわられない距離

自分をまもる大事なスペース!

いきなり人が近づいてきたら、無意識に身がまえます。
さわられたり、つかまれたりしたら、すぐに離れようとします。

これは、自分をまもろうとしている本能です。

さわられない距離”をとることは、身を守る基本となります。

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とくに、自分の後ろにもしっかり注意を向けましょう。
携帯電話などを使っていると、まわりのことはまったく気がつきません。

つねに、“まわりとの距離”を意識しておくことが大切です。
さわられない距離は、自分をまもる大事な距離でもあります。

関連項目→ 【しっかり距離をとること】
うさぎママのラジオ局 >> スマイルミッション~街のサバイバル大作戦

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2008/07/16 09:00

#8 子どものちから - こんなとき、どうする?

子どもたちと一緒に考えよう!

子どもたちが遭遇する“ピンチ”はいろいろあります。
トイレに行きたい…、落し物を拾っちゃった…、知らない人から声をかけられた…

そんなときに大切なのが、“子ども自身のちから”。
すこしの知識と、たくさんの知恵でピンチを切りぬけることができます。

そのためのキーワードは、『こんなとき、どうする?

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いろいろな状況を子どもと一緒に考えることがポイントです。
そのことで、より具体的な解決策やヒントがひらめきます。

また、ちいさなピンチを解決できれば、大きなピンチにも対応できるはず

まずは、身近なところから、『こんなとき、どうする?

関連項目→ 【危険回避 Q&A】
うさぎママのラジオ局 >> スマイルミッション~街のサバイバル大作戦

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2008/07/03 09:00

#7 子どものちから - 防犯ブザーのつかいかた

防犯ブザーは、キケンから逃げるための道具!

子どもたちの強い味方、防犯ブザー
ぜひ、その賢いつかい方を子どもたちに教えてあげましょう!

防犯ブザーは、キケンから逃げるための道具です。

すぐに手のとどくところ(腰まわりなど)に身に着けておくことがポイント。
そして、いざというときはブザーを投げ捨ててもかまいません!

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大きな音で相手が驚いているあいだに、ダッシュで逃げきります。
ブザーの音で、まわりの大人も助けに来てくれます。

夜間などには、音とともにライトが点滅するタイプがおすすめです。

ブザーの音を確認したり、その使い方を練習することが効果的です。

関連項目→ 【防犯ブザーのかしこいつかい方

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2008/06/24 09:00

#6 子どものちから - 防犯ブザーのえらびかた

デザインよりも、音の大きさでえらびましょう!

最近、おおくの子どもたちがもっている防犯ブザー
かわいいデザインのものもあり、どれをえらんでよいのか迷います。
防犯ブザーには大きく2つの役割があります。

① まわりに“SOS”を知らせる!
② 相手をひるませて、キケンから逃げる!

そのためには、音が大きくて丈夫なものをえらぶ必要があります。

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防犯ブザーは、町のなかでひびきわたる音量が必要です。
また、購入したら、音量音質をかならず確認しましょう。

そして、電池の確認も忘れずに!
せっかくのブザーも、電池切れではまったく役に立ちません。

デザインよりも、音量が大きくて丈夫なものをえらぶことがポイントです!

関連項目→ 【防犯ブザーのえらびかた】

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2008/05/19 09:00

#5 子どものちから - キケンから逃げる!!

さわられない、つかまれない、そして逃げきる!

子どもたちは、すでにいろいろな“身をまもる能力”をもっています。
まわりの変化に気づいたり、『コワい!』と不安を感じたり。

頭のアンテナ”をいつもクルクル動かして、キケンを回避したいものです。

でも、万が一、知らない人にさわられたり、つかまれたりしたら大変!!
すぐに離れて、場合によってはダッシュで逃げることが必要です。

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子どもは、大人には知恵や力ではどうしてもかないません。
もし、子どもに危害を加えるような大人に遭遇したら、逃げきらなければいけません。

腕など身体をつかまれたら、全身の力をブンブンつかってふりほどきます。
そして、安全な大人がいるところまで、ダッシュで“逃げきる”ことが大切です。

日ごろから、“逃げこめる場所”を確認しておくことがポイントとなります。

関連項目 → 【護身術のキホンは、逃げること

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2008/04/23 12:00

#4 子どものちから - まわりの変化に気づく

目や耳をつかってまわりの変化に気づきましょう!

身をまもることの基本は、“気づく”ことです。
しっかり見たり、聞いたり、感じたりすることはとても大切!

まわりの変化をすばやくキャッチすることで、キケンを回避することができます。

目や耳をじょうずに使って、まわりを観察しながら歩いてみましょう。
いつもとちがうことを見つけたり、いろいろな音が聞こえてきます。

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登下校中など、たくさんの音が聞こえてきます。
学校のチャイム、犬の鳴き声、工事現場の音、人の話し声…。

なかには、すぐに気づかなければいけない音もあります。
クルマやバイクが近づいてくるエンジン音などがそうです。

いつもとちがう音に気づくことは、身をまもる基本となります。

関連項目 → 【まわりの異変をすばやくキャッチ】

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2008/03/30 10:00

#3 子どものちから - 気づくアンテナ

頭のアンテナをくるくる回転させましょう!

子どもがすでに持っている身をまもる能力はたくさんあります。
そのひとつが、“気づくアンテナ”です。

自分のまわりで起きることにピピッと反応して気がつくことが大切。
頭の上に、ポチッとアンテナがついているような感じですね。

でも、このアンテナもスイッチが入っていないと役に立ちません。

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いつもとちがうこと、不安なことを頭のアンテナが察知します。
あれ?なにかヘンだな…』と気がつくと、危険を回避することができます。

でも、下を向いて歩いていたり、本を読んでいたら、アンテナは動きません。

もちろん、おもしろいことや楽しいこともたくさん受信できるとよいですね。
子どもたちの“気づくアンテナ”のスイッチを入れてあげましょう!

関連項目 → 【まわりの異変をすばやくキャッチ】

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2008/03/19 06:00

#2 子どものちから - 子ども自身のちから

子どもがもっている“能力”を引き出す!

子どもを守るためには、地域や大人たちの連携が欠かせません。
でも、子ども自身がもつ身をまもる能力を引き出すことも必要です。
武道など特別な技術を身につけなくても、すでにもっている能力があります。

気づいたり驚いたり避けたり逃げたり…。

どれも、日々の生活のなかですっかり身についている能力なんです。

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でも、事故や犯罪から身を守るためには、その能力を引き出してあげる必要があります。そのコーチ役は、子どもたちの身近にいる大人たちです。

『気をつけなさい!』だけでなく、子ども自身に考える機会をあたえてあげましょう。
判断力がついてくると、いざというときもすばやく行動ができます。

すこしの知識と、たくさんの知恵でピンチは切り抜けることができます!

関連項目 → 【護身術ってなに?】

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2008/03/14 06:00

#1 子どもをまもるトリプルパワー

トリプルパワーで子どもを犯罪や事故からまもる!

子どもたちを犯罪や事故からまもりたい!
保護者をはじめ、地域の皆さんの大きな願いです。

地域のなかで子どもたちを守るには、“トリプルパワー”が効果的!!

トリプルパワーとは、子どものちから大人のちから地域のちからのことです。
このパワーは、子どもを守る強力なバリアーになります。

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地域のちからは、子どもたちにとって心強い味方です。
防犯パトロールや、スクールガードなどの取り組みが全国で行われています。

大人(保護者)のちからは、パトロールなどに参加することで知識や知恵が身につきます。子どもの行動パターンを把握して、犯罪や事故を未然に防ぐことも必要です。

そして、もっとも大事な子どものちから
すでに子ども自身がもっている身を守る能力のことです。
こんなとき、どうする?”をキーワードに引き出してあげましょう!

関連項目→ 【子どもを守る3つのちから】

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2008/03/01 09:00

■子どもの安全コラム

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うさぎママのパトロール教室
主宰 武田 信彦(ヨッシー)