ご近所パトロール

はじめに編

子どもを守る3つのちから

子どもたちを事故や犯罪から守ることは、とても大きな課題です。
一件でも被害を減らすためには、積極的な防犯活動や、防犯意識の向上が欠かせません。

うさぎママのパトロール教室では、子どもたちを守るチカラを、大きく3つに分けて考えています。

子どもを守る3つのチカラ
子どもを守る3つのチカラ
■子どものチカラ : 子ども自身がもっている自分を守るチカラ
■大人のチカラ : 保護者や先生たちなど身近な大人が子どもを守り、子どもの能力を引き出すチカラ
■地域のチカラ : 学校、警察、行政、ボランティアなど地域の子どもを見守るチカラ

もっとも重要なのは、子どもたち自身の『身を守る能力』、すなわち『子どものチカラ』です。キケンを回避する方法、ピンチのときにどう行動するかを覚えておくことが大切です。
それを引き出すには、身近な大人(保護者や先生など)が子どもたちをしっかり守り、身を守るための知識や知恵を教えてあげることが必要です。それが『大人のチカラ』です。
また、登下校や公園で遊ぶ子どもたちを見守るのが『地域のチカラ』。子どもや保護者だけでは解決することができない、大きな課題に取り組むことができる力強い存在です。

保護者の皆さんは、パトロールなど『地域のチカラ』の活動をとおして、防犯の知識など『大人のチカラ』を身につけることで、子ども自身がもつ『子どものチカラ』を引き出すことができるのです。

子どもたちを被害から防ぐためには、この3つのチカラがそれぞれパワーアップすることと、緊密に連携することがもっとも効果的です。