危険回避Q&A

ネット・携帯編

子どもに携帯電話を持たせたいのだけど…


いま、携帯電話は人口よりも多くの台数が普及しています。
大人にかぎらず、子どもたちにとってもすっかり身近な存在となりました。
中学生、高校生をはじめ、小学生のなかにも携帯電話を持つ子どもが増えています。

最近の携帯電話は、電話としての機能だけではなく、メール、インターネット、音楽、テレビ、カメラ、クレジット機能など、高度な情報端末へと進化しました。
それゆえ、携帯電話を持たせることは、子どもたちに、社会にある膨大な情報へアクセスすることができる機械をわたすことになるのです。

保護者が、子ども(とくに小学生)に携帯電話を持たせる理由としては、『いざ、というとき安心だから』、『保護者との連絡のため』、『みんな持っているから』などです。

でも、携帯電話を持たせるメリットと同時に気になるのは、その問題点。
安易に持たせて、トラブルや悪影響があっては困りものです。
とくに、中学生、高校生になると、その使用目的は、友だちとの付き合いや、さまざまな情報へのアクセスへと進展していきます。

携帯電話を持たせる前に、家族でよく話し合い、子どもが安全に使用できる機種を選ぶ、使用のルールをつくるなどが必要です。