登下校編
道をきかれたら、どうする?
登下校中や、公園で遊んでいるときなど、知らない人に道をきかれたら、さあ、どうしましょう?
子どもをねらう犯罪が多いなか、知らない人に対する警戒心は高まっています。でも、ふと道を聞かれることがあるかもしれません。
『ねえ、このあたりに○○病院ってあるかな?』
『駅までの道は、これでいいの?』
『ちかくにバス停はありますか?』 など
道徳の授業などで、『困っている人は助けましょう』と教わっているかもしれません。
道に迷っている人は、子どもの目にも『困っている人』と映るはずです。
また、聞かれたことが、わかることであれば、すぐに教えてあげたくなります。
『えーと、あっちです!!』
『あそこの角を曲がったところです!!』 など
指などをさしながら、口頭で簡単に教えてあげることは問題ありません。
いきなり防犯ブザーを鳴らすこともありません。
でも、つぎのようなことを言われたら『おかしい!』と気づきましょう。
『駅まで連れて行ってよ』
『よく分からないから、もっと道を教えてくれない?』
『ちかくなら、一緒に行こうよ』 など
子どもたちを連れて行こう、一緒に行こうとさそってきたら要注意です。
しっかりと断り、ついて行ってはいけません!
『できません!!』
『ムリです!!』
『イヤです!!』
困っている人を助けることは大切ですが、相手がどんな人であれ、『ついて行ってはいけない』ことを十分に伝えておきましょう。
また、人と話すときは、あるていどの距離(さわられない距離)をとっておくことがのぞましいですね。