護身術

はじめに編

まわりの異変をすばやくキャッチ

まわりの異変をすばやくキャッチ
護身術とは、『逃げる術』であるとおぼえました。
逃げるとはいっても、できれば襲われる前に逃げたいものです。
そのためには、異変をすばやくキャッチすることがもとめられます。

うさぎママの頭には、大きな耳がついています。
耳は、クルクル動いて周りの音が聞こえる仕組みになっています。
大きな音などがしたばあいは、すぐにピョンピョン逃げることができます。
うさぎの耳は、まわりのキケンを察知するアンテナのような役割をもっているわけです。

これは、人間も同じこと。

『あれ?なんか変だな?』
『ん?ちょっとコワいな…』

目や耳をはじめ、五感で得た情報で、まわりの変化に気づくことができます。
これが、身をまもるために必要な『キケンを察知する能力』なのです。
はやく気がつけば、キケンを避けたり、予防することができます。

でも、ケイタイで通話やメールをしていたり、すっかり安心していたりすると、キケンを察知するタイミングが遅れてしまいます。

とくに町を歩いているときなどは、うさぎの耳のように、周りのことを確認するためのアンテナをクルクル回転させておきましょう。