登下校編
知っている人にお願いごとをされたら、どうする?
子どもたちが、知っている人にお願いごとをされることがあるかもしれません。
ここでいう『知っている人』とは、子どもだけが知っていて、保護者や学校が把握していない大人のことです。
いつも公園で話しかけてきて、一緒に遊んでくれる親切な人…。
子どもの目には『親切な人』と映っていても、いったいどんな人なのかは分かりません。
万が一、そのような『知っている人』にお願いごとをされたらどうしたらよいのでしょうか?
『一緒に子ネコを探してくれない?』
『おもしろいゲームがあるんだよ。一緒に取りに行かない?』
『ねえ、カメラあるから、写真撮ってもいいかな?』 など
顔見知りの人からお願いをされたら、子どもたちは一瞬迷ってしまいます。
『知らない人にはついて行かない』と日ごろから注意を受けていることも、『知っている人』であれば、すっかり安心をしてしまうかもしれません。
大切なことは、保護者や学校が把握していない人は、『知らない人』であり、そのような人からお願いごとをされても、
言うことを聞かず、『お家の人に聞かないといけません』と言えるように教えておくことです。
また、日ごろの会話のなかで、子どもだけの『知っている人』がいないかをチェックしておくことも大切です。