はじめに編
子どもたちの強い味方、保護者によるパトロール
子どもたちの安全を守るパトロール活動は、年々ひろがりをみせています。
全国の防犯ボランティア団体は、31,931団体、PTAなど保護者によるパトロールは、4,987団体で、
全体の約16%をしめています(警察庁発表データ、平成18年12月31日時点)。
『子どもたちの安全』への保護者の関心は高く、多くの学校で定期的なパトロールが行われており、
自転車の前カゴに『パトロール中』と書かれたプラカードをつけている光景もすっかりおなじみとなりました。
保護者によるパトロールは、地域のなかで子どもを守る大きなチカラになっています。
でも、みなさんいろいろな悩みもかかえています。
『なにをやればよいのか分からない…』
『キケンなことや、コワいこととかがありそう…』
『参加者が減ってきた…』
『連絡などの運営がタイヘン…』
せっかくのパトロール活動も続かなければチカラになりません。
一つひとつの課題をクリアして、子どもたちがもっと安全に生活できる環境をめざしたいですね。