危険回避Q&A

登下校編

友だちがケガをしたら、どうする?


登下校や公園などで友だちと過ごすひとときはとても楽しい時間です。
そんな楽しい時間も、万が一、友だちがケガをしたり、具合が悪くなってしまったら、さあ大変です。

大人でも、周りの人がケガや急病になったら、パニックになってしまい、どう対応してよいのか分からなくなってしまいます。それが、子どもたちであればなおさらです。
軽いスリ傷程度であれば、すぐに家に帰ることもできます。
しかし、重症なケガや急病のばあいは、すぐに友だちを助けてあげなくてはいけません。

子どもたちは、応急手当の方法などはわかりません。
したがって、すぐに近くの大人たちに知らせることが最優先。
家や学校がちかければ、先生や保護者に知らせることが一番です。
もし、公園などで遊んでいたときは、通行人や近くのお店の大人に助けをもとめましょう。

ちかくの大人に助けをもとめるとき
■意識がない
■大量の血が出ている
■痛がって泣いている
■とても苦しそう
■どうしたらよいのかわからないとき など

そのとき、『ともだちがケガをしました!!』としっかり伝えることが重要です。

日ごろから、公園のそばにある商店や、子どもが駆け込めそうな場所を確認しておくとよいでしょう。
また、子どもたちに『友だちがケガをしたらどうする?』と、一緒に考えることが大切です。

また、ショックなことを体験した子どもたちは、心に大きなストレスを受けています。
ゆっくり話を聞いてあげて、落ち着いたら、助けを求めたことに対して、『よくやったね!』と優しくほめてあげることを忘れずに。