護身術

はじめに編

シミュレーションをする

シミュレーションをする
護身術を練習するなかで、いつでもできる練習がシミュレーションです。
シミュレーションとは、『想定する』こと。
つまり、アタマのなかで、いろいろな状況を想像して、『どう逃げるか』などを考えてみることです。

護身術は練習が可能ですが、護身術が必要な場面とは、命がかかったキケンな状況です。
そのような状況は体験することができませんから、アタマのなかで想定をしてみるわけです。

『え~、想像するだけで意味があるの!?』って思うかもしれません。
じつは、大きな意味があるのです。
このやり方は、防災の分野では常に取り入れられています。

『地震が起きたら、ガスを消そう!』
『車は路肩に停めよう!』
『机の下にかくれよう!』 など

常に準備しているからこそ、いざというときにすぐに行動することが可能になります。
アタマのなかでキケンを想像したり、行動パターンを考えておくことで、ピンチのときのパニックを抑えられ、逃げるときなど身体が動きやすくなるのです。

キーワードは、『こんなとき、どうする?』。
『突然、誰かに腕をつかまれたら、どうする?』
『夜道で人に追いかけられたら、どっちに逃げる?』
『防犯ブザーは持ってるけど、どう使う?』 など

もし、わからなければ、うさぎママがヒントを教えてくれますよ。