護身術

はじめに編

スキをつくらない

スキをつくらない
護身術とは、『逃げる術』であるとおぼえました。
護身術を学ぶうえで、キケンを回避したり、予防することも大事なテーマです。
どんなに練習や準備をしていても、スキをつくってしまうと、キケンがしのび寄ってきてしまいます。

スキをつくらないコツは、つねに『大丈夫かな?』って意識をもっていることです。
でも、ついつい油断をしてしまうことがあります。
生活のなかで、普段の行動が思わぬスキを生んでることがあります。

いつも使いなれている道を歩いているとき、音楽を聴いていたり、ケイタイでメールをしながら歩いてはいませんか?
でも、知らない街や、海外旅行などに行くと、荷物に気をつけて、お財布や貴重品をつねに確認したりしませんか?それは、『気をつけなくちゃ!!』と自然に緊張感がうまれるからです。

日ごろの生活のなかでも、油断することなく、ほどほどの緊張感をもつことが護身術にもつながります。

ところで、うさぎママの大きな耳、まんまるい目、ピクピク動いている鼻は、いつもまわりを観察しています。誰かにつかまりそうになると、一目散で逃げることができます。
人が近づくと、ピョンピョン跳ねて、捕まえるのはなかなか大変です。

うさぎはいつもスキがありませんね。